「高野(こうや)の昼寝」という言葉を聞いたことがありますか?

瞑想したいができていない、という方に「日常生活があれこれ忙しくて、しなきゃと思っていてもなかなかできないまま、一日が終わるんです」とお聞きするたびに、「そうだよな〜」と共感を覚えるのですが、いかに無理なく日常に溶け込ませていくか、という点で、役立ててくださることの多い工夫のひとつをご紹介しますね。

ずいぶん前、まだ高野山大学に通っていたときのことなのですが
(といっても38歳で入学しましたので、40歳くらいの頃です)

授業を受けていて、どこからか響く読経の声を聞くでもなく聞いていて、まさに「高野(こうや)の昼寝」だなと思ったことがありました。

「高野の昼寝」というのは、高野山という聖域では昼寝をしていても、流れる清らかな空気や遠くから聞こえる読経の響き、かすかに薫るお香などを感じ、知らず知らずのうちに何かを得られるという意味の言葉なのだそうです。

書道の授業でも、当然ながら、みながサンスクリット語で筆を走らせていましたし、奥之院に大学の仲間と行くと、年は若くても般若心経を諳んじてあげていましたので、「当たり前が違う」といいますか、自然に育まれていきますので「高野の昼寝」もそうだろうなぁと納得できたことを覚えています。

日々、瞑想を習慣化していく上でも同じように思うのです。

ポイントは「いかに意志力を使わず、日常の溶け込ませていくか」
その人の生活に無理なく組み込む方法を探求していきます。

・瞑想する場に足を運ぶ(品川の高野山別院などの瞑想会にもよく行っていました)
ここに行ってみようかな?という場の開拓もいいですよね。今はオンラインで毎朝のように瞑想会が開かれていますので、そこに参加するのも方法です。

私も3種類の瞑想会を開いています。
1,マントラ瞑想(elm)実践者限定で平日毎朝6時からZOOMで。
2,日曜朝9時〜どなたでも参加できる冥想会をFacebookで
https://www.facebook.com/nlplc
3、ライブで瞑想会を毎月開いています(東京・表参道) 詳しくは
https://nlpcoaching.jp/meditation0204/

あなたの瞑想習慣によかったら取り入れてください。

・毎朝少し早く職場に行って、会議室などで瞑想する
瞑想を重ねていくことで、自宅の瞑想するスペースをパワースポットに変えていくと同時に、ご縁のある場で瞑想していくことをおすすめしています。

朝の数分は貴重なのですが、その甲斐はありますよ!
先日も東京の宿泊先のホテルで読経をしていて、何かが出るというところでもないのですがw お経をあげていく必要性を感じました。ご縁があるところに自然といくことになりますよね。

・日々の大切な仕事の前に瞑想する(大事なプレゼンや1on1があるなどの前に、3分でも5分でも気持ちを落ち着けてから、その業務をすると効率も効果もぐんと変わってきます)

小さなお子さんをお育てならば、ご自身のステートが無意識レベルで直結しますので、子育てもよりよく変わっていきます。最大の贈り物は自由な心。ぜひ取り組んでみてください^^

「できない」という観点に固まってしまうとそのまま持続されてしまいますので、あなたの日常で瞑想を溶け込ませていくために、【どうような工夫ができそうか】観てみてください。

またお便りしますね。

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