「冥想中に、いろいろ考えちゃうんです」

こんにちは、龍全です。

冥想を続けていきたいとは思っているけど
「いろいろ考えちゃうんです」
「雑念でいっぱいになっていたら、冥想の意味
ないですよね?」

とご質問、相談を受けることが多いのですが、
わかるような気がしませんか?

例えば、一日の終りに冥想されるとして、静
かに坐っていきますから、余計にその日に会
った人のことや出来事のことをつい考えてし
まって、「あー、無にならなきゃ!」と頭か
らそのことを振り払うようにして、冥想を続
けるけど、またいつの間にか考えてしまって
・・・

で、「雑念が湧いて仕方ない」と思う。

心静かに坐れて「スッキリ!」と思うときも
あるのでしょうが、一日仕事をされていたり、
出来事に揺さぶられるなかで冥想していると
そのことを考えてしまうのは自然なこと。

こうした「起きていること」を否定するので
はなく、自然な流れで導いていけるといいで
すよね。

では、どうしたらいいのか?

人の思考は「モンキーマインド」と木々を飛
び回るお猿さんに喩えられるように「あちこ
ち飛び回る」訳です。過去の出来事を考えて
いたかと思ったら未来を心配してみたり、一
時も休まることなく、考えたくないと思って
もあれこれ考えてしまう。

そこで、マインドフルネスですと

その「起きていること」を評価・判断するこ
となく、ただ、それが起きていると「気づく」

まるで、自分は「空(そら)」で、刻々と浮
ぶ思考を、その空に浮かぶ「雲」のように、
一つ一つの雲に執着することなく、流れるま
まに見送っていく。

浮かんでは流れていく・・・
浮かんでは流れていく・・・
浮かんでは流れていく・・・

過去の出来事や自身のパターン、未来への怖
れなどに囚われることなく、さまざま思いを
手放して、「今ここ」にいる力を伸ばしてい
くトレーニングをしていくのです。

こうした稽古を続けていくと、わずかな期間
で脳自体も変わっていくことがいろいろと
証明されるようにもなってきましたので、
あなたも何らかの形で触れたことがあるかも
知れませんね。

新たな望む在り方・生き方を築いていく上で
こうした、過去や未来に囚われることなく、
今ここで最高最善を尽くせる力の重要性がさ
らに増しているように思うのです。

先日も念願である「空海ストラテジー」の開
発、リリースという取り組みにあたって、
「自分にはそんなことはできない」
「ひとになんて言われるだろう」
等など、望みながらも妨げる思考はいくらで
も湧いてきます。

そうしたときにも、今ここでベストを尽くせ
るようになってくるマインドフルネスをして
いてよかった・・・と感じました。

人生がより楽になり、いっそう開いていく、
ぜひ、体得していただきたいことです。

続けているなかで、今までは「良くないこと」
「失敗」 と捉えていたことが、実は必要必然
なプロセスであったことに自然に気づいていきます。

とっても大切な部分ですので、この続きをまた
お便りしますね。

追伸
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