揺るぎない智慧、生命観そして慈悲心にもとづいてサポートする|マインドフルネスNLP®

こんにちは、マインドフルネスNLP®の龍全です。

前回は、カーラチャクラの体験を通じて「空」を理解し始めたときの話でした。

そこから5年後。

その年のゴールデンウィークにNLPの集中講座を開いていて、まだ序盤の数日を終えたばかりのときに救急車で運ばれることになります。

母を亡くしたときと同じ、脳内出血でした。


手術の最中、(客観的な経験ではないのですが)主観的にはベッドに横たわる自分の肉体を頭の先辺りから、静かな気持ちで観ていて、「身体を離れるとこんなに楽なのか」と思ったことを憶えています。この体験以来、本格的に冥想に目覚めることになります。

マントラ冥想(elm)伝授のFAQでそのときのことを書いていますので、抜粋しておきますね。

なぜ今、冥想伝授に取り組んでいるのですか?

この冥想を人に伝えようと決意したのは、逆説的なのですが、脳出血で死にかけたときなのです。そのとき、死ぬときの感覚と冥想のときと同じだなと、実感しましてね。もちろん大変なことではあるのですが、その静けさ、ひろがりの感覚・・・

 ヨガ行者なら「そりゃ、そうだ」と言わんばかりに頷くところですが、ダライ・ラマ法王も「毎日7回死んでいるから(そういう冥想もあります)実際に死んで確かめるのが楽しみだ♪」というようなことをおっしゃいます。人の最大の怖れともいわれる「死」にとらわれないことの現れと受け取っていただけるとありがたいです。
 
「いのちを輝かす」をビジョンにしているほど、生を輝かすための死は、実は私のテーマなのですが、今回は「死」の話をしたいわけではなく、この身体を越え、無限の可能性=空 に満ちる体験をあなたにしてもらいたい。

そして、もし制限や問題を感じているのであれば、この(望まないことの)繰り返しの生を越える機会として、冥想をされたらいい。何より、この生を輝いて生きるために。そう、お伝えできたらいいなと思っています。

 お釈迦さまが冥想を通して悟られたように、冥想が、あなたにこれまでの枠を越えた洞察、理解をもたらすことでしょう。

 このカルマの環を断ち切るために、そして、マスターとして目覚め、何があっても、今をいっそう慈しむ、愛にあふれる。そして、新たな今を楽しむ日々をいっそう生きるために、冥想していきませんか。

冥想はただ目を閉じて座るだけではなく、とてもクリエイティブなものです。

「この身体を越え、時を越え、空という源に戻り、源から いっそう愛にあふれるあなたとして生きる」

このことを冥想を通じて、あなたは実現されることでしょう。


かなり早い段階で、病院にかけつけてくださったのも来日していたバリーさんでした。


手術を終え時間が経っても、眠り続ける私の心臓のあたりにやさしく触れるバリーさん。
もともと医師をされていた方ですので、薬や数値も見られる範囲で確認されていたそうですが、

「龍全は大丈夫」

何かを感じ取っての言葉が、心労のつのる妻に染み渡ります。

忙しいなか、その後も何度も見舞ってくださって、合間を見つけては家族を電話で支えてくださったそうです。

「それにどれだけ支えられたか」

妻はそう語り、こうした場面を後々に私も嬉しく、ありがたく、聞くことになります。


脳科学やら死生観やらに興味がある私は、身を持って貴重な体験ができた!とばかりにポジティブなのですが、妻や家族は大変。ある日、急に大黒柱が倒れて、子どももまだ小さいのに、先も見えない状況に追い込まれたとしたら・・・その心細さは表現しきれるものではないのかもしれません。


今回のバリーさんのイベントに、できるだけ会場で参加して、と呼びかけているのは、スクリーン越しでは伝わらない感覚をぜひシェアしたいからなのです。もちろん、遠方であったり、その時間はどうにも都合がつかないという方もいらっしゃいますから、オンライン参加(後日視聴も可能)も選択肢に挙げていますが、

ただの励ましではなく、揺るぎない智慧、生命観そして慈悲心にもとづいてサポートするということ。

バリーさんとの時間は、あなたのなかの大切な何かを呼び覚ます端緒にしていただけるのではないかと思うのです。


倒れてから3年後。講義で来日されたバリーさんに家族でお会いすることができました。


今回の場が、あなたが望む新しいステージを開く一助となりますように。


▼詳しい日程や参加申込みは

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