こんにちは、マインドフルネスNLP®の龍全です。
以前、お寺で育ったわけでもない私にとっては、あまりに馴染みのない”プージャ”のことを書きましたが
同じように随分、苦労したのが、サンスクリット語そのままで唱える”陀羅尼(ダラニ)”と呼ばれるものでした。
毎回、しどろもどろで、唱えていて時間がかかって仕方ない・・・、そこで少しでも慣れようとマントラをメロディーに乗せて歌っているイミー・ウーイさんのCDをひたすら聴いたんです(VAKモデルのAが強い私らしい憶え方^^;)
YouTubeでも彼女の作品に触れられます。
聴いていて美しい^^
瞑想とは何か?という質問答えて、バリーさんはこうおっしゃていましてね。
瞑想とは何でしょう?
瞑想とはまさに心の訓練です。私たちは身体を鍛える訓練については、よく知っています。スポーツで良い結果を出すためには、日常的に運動し、規律を守ります。まさにそれと同じテクニックを使って、心を訓練すること、それが瞑想です。
基本的に瞑想とは、慣れ親しむこと。
つまり何度も何度も実践することにより、心に馴染ませる、ということなのです。
瞑想とはそれだけです。つまり、正しい心の訓練法を、繰り返すことなのです。
ーバリー・カーズィン『チベット仏教からの幸せの処方箋』
一回、一回の歩みはほんとに微々たるものに思えて、「ほんとに進んでるのかな?何か役立ってるのかな?」と疑いたくもなるのですが、薄紙をはがすかのようにゆっくりと、ゆっくりと進んでいきます。
今回のバリーさんのイベントも「真の智慧」についてお話しいただこうと思っていて、経験も豊富なバリーさんはユーモアや喩え話を織り込みながら、わかりやすくお話くださるでしょうが、これをきっかけに瞑想を重ねていくことで話されている感覚がご自身でも深まっていくことでしょう。
この講演一回ですべてをわからなくても大丈夫。
心に馴染ませる思いで、どうぞリラックスしてご参加ください。
(オンラインでの参加やアーカイブでの後日視聴もできます)
▼今週末開催です。日時など詳しくは
▼ Dr.バリー・カーズィン Barry Kerzin M.D.
アメリカ・カリフォルニア出身 / インド・ダラムサラ在住
大学教授・チベット仏教僧侶・医師
(ダライ・ラマ法王第14世の医師)
・ワシントン大学元医学部准教授、現在客員教授
・香港大学名誉教授
・アメリカ・医療における利他心研究所 創立者・代表
・マックス・プランク研究所「瞑想と慈悲の訓練の長期的研究」顧問
・一般社団法人ヒューマンバリュー総合研究所 所長及び代表理事
幼少期、命を脅かす脳の病気にかかったことがきっかけで医師を目指す。さらに20代30代に立て続けに親や妻という身近な人の死を体験したことから、本格的に仏教の道に入る。ダライ・ラマ法王第14世の推薦もあり、長年勉学と瞑想修行に励んだあと比丘に認定され僧侶となる。現在もダライ・ラマ法王を始めとする高僧の方々の医療的ケアや慈善医療も行なっている。
近年はアメリカ、イギリス、スペイン、ドイツ、ロシア、モンゴル、インド、香港、マレーシア、日本などの企業や大学、病院などでチベット仏教の実践的な智慧を教える。とりわけ日本では2007年以来、僧侶と医師・科学者両方の視点から「心の科学」としての仏教についての講話、さらに瞑想リトリートなどを行っている。