こんにちは、龍全です。
前回は
一回一回の瞑想がかつてない
新鮮な体験なのです。毎回起こることが違う。
というお話でしたね。
『ビギナーズマインド』という名著を思い出します。未読の方はぜひ。
実際、そうわかっていても
私自身、”繰り返し”だと思って、
無意識にスルーしてしまったことを
自覚したことがありましてね。
そんな昔のことではなく、どころか
今朝聴いていた音声(大好きな佐々木閑先生
の仏教に関するレクチャー)で仏教では
メジャーな「八正道」の「正見(しょうけん)」
の話をすっかり聴き落としていまして、
もちろん悪気があったわけではなく、
好きで聴いているのですが、
無意識に別のことを考えていて、
「正見がすべての土台」とお聴きして
そうだ!とばかりに、戻って聴き直した
ところがありまして。
昔、聴いたことがあり、自分でも書いた
ことがあるテーマなので、
”知ってる。わかってる”とばかりに
聴き流していたんです^^;
こうした脳の働き自体は、
効率化を図る大切な機能なのですが、
人が新たな発見や学びを得られないとき
の典型がこうした
”知ってる・わかってる”
というステートなんですよね。
途端に、違うことに意識が向かいます。
瞑想も同じで
経験を重ねている方ほど
繰り返しのように思いますが
”知ってる・わかってる”ステートから
”一回一回が初めて!で、新鮮な体験”という
捉え方が新たな気づきを開いてくれます。
と言われても
「わたしの場合は、瞑想してて
何の進展もないんだよね・・・
なんだか同じことの繰り返し。。。」
という方のお気持ちもわかるように思います。
そういうときってありますよね。
でも、ご安心ください。
そう見えなかったとしても、
ジリジリと進歩がないように感じていても
必要・必然でものごとは着実に進んでいます。
この心の姿勢、すっごく大事。
これに加えて、
瞑想している場を「パワースポット」
にしていく話を書きたかったので、
またお便りしますね。