時を越えて読みつがれる名著

マインドフルネスNLP®コースの場でも、関連した本の話をすることが多いのですが、ここでもおすすめの本をご紹介していきますね。

時を越えて読みつがれる名著というものが何冊かあるものです。

あなたが、折りに触れて読み返すのはどのような本ですか。何度も読み返しながら、薫習のように、生き方、あり方に影響を与えていく本。こうした本との出会いが人生を変えていきますよね。

外山滋比古(英文学者・評論家)さんが、既知のことを読む「アルファ読み」と未知のことを読む「ベータ読み」のことを書かれていて、より思考力が必要で、広がりのあるベータ読みへのシフトを推奨されているのですが、

NLPという、自身の理解を越えて、卓越した結果を出す人の思考・行動をモデリングする取り組みは、それまでの自分の知識・能力に囚われることなく、まさに「ベータ読み」が必要。今日ご紹介する本も、時をかけての「ベータ読み」をおすすめしたい一冊です。

『チベット仏教・菩薩行を生きる』

ダライ・ラマ法王がチベットからインドに亡命する際に持ち出された、わずかな経典、論書で、何度も読み返し、今も大事に講義をされているのが、このシャンティーデーヴァの『入菩薩行論』です。

四行詩で構成されていて、一文は短いのですが、バランスよく、ぐっと智慧が凝縮されています。耳触りのよい文章が続いていると言うよりは、つい抱いてしまう誤解、そこから生まれる苦しみを解きながら進んでいく感じです。

ダライ・ラマ法王のお医者さんでもあるバリー先生が、来日の都度(年に数回)、2時間程度『入菩薩行論』の講義をされています。私も何度も参加していますが、バリーさんのお人柄もあって、笑いが溢れ、真摯な学びの場でもあります。1回の講義で数ページですから、何年もかけて読み進んでいきます。

バリー先生の勉強会に関しては、リンクを貼っておきますね。
ヒューマンバリュー総合研究所 

*YouTubeでもお話しています。ブログと合わせたいのですが、毎回のように違った展開になってしまうのも面白いものですね。

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