たとえ世界が明日滅びるとしても、私は今日、リンゴの木を植える。
マルチン・ルター
こんにちは、龍全です。
この夏は「夏季集中講座」というのをしていまして、その9日目が終わったところです。8月19日はいよいよ最終日。
連続日程でのコース開催は5年ぶりなのですが、この5年、マインドフルネスNLP®の仲間とともに冥想を重ねてきたなかで、(今回は特に)リラックスして楽しめているように思います。
NLPの言語パターンの習熟を目的に、ライブのNLPコーチングをかなり盛り込むことができていますので、そのなかでもリラックス具合を実感しますね。
安心感のあるメンバーにも囲まれていることで新たな挑戦ができて、本当にありがたいです🙏
コースが進む中で、NLPの特徴でもある ”魔法”のような瞬時の変化も好きで、感動するのですが、
「薄紙をはがすように」
積み重ねのなかで変化していく姿を見ることも大好き。
15年もNLPトレーナーをしていると、久しぶりのNLP!という方も多くいらっしゃいますので、時を経て、変わっていたことがわかる、異なった視点から観られるということもありますし、こうした永いときを経た変化にも”魔法”を感じることが多くなってきました。
で、あらためて考えてみたのです。
NLPや冥想の技術、そのベースにあるマインドをお伝えし、ともに稽古を重ねるなかで培われていくものってなんだろう?
そして、参加してくださる方々に <本質的に貢献> できることってなんだろう?って
湧き上がる思いをシンプルに言葉にするならば・・・
できたらいいなぁ、ができるようになる
ということだなと思ったんです。
できたらいいなぁと思うこと、あなたの場合は何ですか?
ご自身のことかも知れませんし、関わる他者の望ましい変化を思い浮かべるのかも知れませんね。
私の場合は、
余計なことを口にしては後悔していましたので、あたたかい、人を力づけられるような言葉を使えるようになりたい、と思っていましたし
若い頃は「プロコーチ、NLPトレーナーとして独立したい」と強く思っていました。
大病をしたときは「またコーチング、講座の続きをしたい」と思っていましたし、実際、NLPの「人はどのように学ぶか」という知識と冥想の実践が、回復、リハビリにとっても役立ったことを覚えています。
別名「目標達成の科学」とも言われるNLPを通じて「願望」を叶えていく、実現していくスキルを学び、効果的に使えるようになっていくのですが、「できたらいいなぁ」と思っていたことの実現の喜びに加えて、
どうにも叶わないことがあったり、さまざまな体験も重ねながら
自分にとっての本当に実現したいこと「真のゴール」とは何か?
「ゆるす」とはどういうことか?
「傾聴」とは?「愛」とは?
自分の都合やプランに固執するのではなく「流れを信頼する」とはどういうことか?
それらの理解を深めていくことになります。
具体的なコミュニケーションスキルも学ぶのですが、それ以上に、心の内側が変わっていくことで、外側の人間関係も自然と豊かな変化が起きてきます。
このプロセスで、冥想が大切な役割、相乗効果を発揮してくれて、
最初はあれほど騒がしかった心も次第にリラックスし、静けさがひろがってくることでしょう。
できたらいいなぁ、ができるようになる
最初に抱いていた「欲」「願望」もその質が変わってくるのですが、それまで潜在的だった可能性が開花していくのは確か。
そして、マインドフルネスNLPに取り組む私たちの共通した目的は、
(自他の)いのちを輝かす ということ
さて、夏季集中講座の最終日。今日もこの目的を胸に、稽古に行ってきます。