鬼平犯科帳ファイナルをようやく見終わりました!
「そもそも観ないし」という方もいらっしゃると思いますが
ファン歴ながいです。何かのファンということはまずないのですが
時代劇で観るのは、鬼平犯科帳くらいですし、
新橋演舞場に行ったり
原作者 池波正太郎さんのご自宅のミュージアムに
何度も通ってたり、DVDも持ってたり・・・どう観てもファンです。
青山で中村吉右衛門さんとすれ違うと、涼しい顔をしながら
「おお〜」と思っていたりします(笑)
何がそんなにひかれるのか、好きなものの共通点があるようです。
それは、ダークサイド(笑)。
鬼平の主役、長谷川平蔵もいまは火付けや盗賊を取り締まる
仕事をしていますが、若い頃はお父さんの正当な嫡子でない
こともあって、道をはずれたことをいろいろ経験しています。
配下の元盗賊に「何でもお見通しだぁ〜」と、
感嘆と呆れ声を挙げさせるほど。
私は普段、人さまを支援する仕事をしているのですが、
思うようには行かないこともあるのがこの仕事。
どうしたら(自分が)わかるかな、(相手に)わかってもらえるかな、
と考えるうちに、人の心を深く理解するため
ダークサイドにもひかれたようです。
昔は、そっちの方が力があるんじゃないか、と思ったくらい。
でも、お坊さんでもあるように戒律で、
「ダークサイドは☓」という制約が無意識にあったようなのですが
その制約も外して、「ダークサイドにも行けるけど、行かない」に
更新。これは個人的に大きな違いです。
「知っている。けど、落ちない」は大切。
右肩上がりの一方的な変化・成長を意識は望みますが
呼吸をするように、上がり下がりしながらも自然。
ダメダメは肯定した上で、どうしたら望む方向に進めるか
その方の望まない繰り返しを越えて、いっそうの自由と創造を
支援するコーチングやNLPコースでもこのスタイルを大切にしています。