こんにちは、龍全です。
何度目だろう?という引越しをしましてね。
今は山梨に住んでいます。
水田に囲まれていて、
カエルと鳥の声がよく聞こえるいいところですよ。
以前は都会がいい!と盛んに言っていましたら
人は変わるものです。
今、「亀といる観音様」や
「Enjoy your tea 」などの
お気に入りの掛け軸を下げる場所を探しています。
さて、これまでにオンライン基礎講座では
NLP(特にニューコードNLP)では、
”本領をフルに発揮できる”ステートを
ハイパフォーマンス・ステート
といいます、とお伝えしました。
私がNLP(神経言語プログラミング)を通じて
あなたに心からお伝えしたいステートは2種類。
ひとつがこの【ハイパフォーマンス・ステート】
もうひとつは【コア・ステート】といいます。
ハイパフォーマンスステートに入る力を
養うことであなたは・・・
◆過度な緊張や不安を引き起こす内的会話を止め、
自らの内なる可能性を引き出し、
仕事や人間関係、芸術などあなたが望む分野で
最高のパフォーマンスを発揮することができます
◆過去の経験や制限的な思い込み、
前提に取られることなく人やものごとを観察し、
的確に、創造的に対応することができます
◆過去や未来ではなく、【いまここ】
に生きることができるようになります
◆意識と無意識のつながりと調和を促進することが
できます
等々、効果は数知れません。
これを体得してくださった経営者さんや医療関係者の方々は
「どのような(緊急で困難な)状況でも
動じなくなった」
(困難な状況にいる方に)「心から寄り添えるようになった」
(現場ではあれこれあったとしても)
「内面がシンプルになって、とにかく楽」
「自分にとって本当に大切なことが何かわかった」
と成果をお聞かせくださいます。
こうしたハイパフォーマンス・ステートに
瞬時に入る力は本来、誰でもが持っていますし
すでに、スポーツや趣味やうまくいった仕事など
何らかの形で体験したことがあるのです。
そうしたステートに【いつでも】入れる力は
タイムマネジメントや様々なスキルよりも
土台となる、大切な技術であることを
ご理解いただけるのではないかと思います。
ジョン・グリンダー博士(NLP共同創始者)が挙げる
ハイパフォーマンス・ステートの特徴は以下の3つです。
◆周辺視野が開いている
◆外の音・声に集中している(余分な内的会話なし)
◆リラックス(余分な感情や身体の緊張はない)
周辺視野を使う、というのは、
NLP実践者の基本的な目の使い方で、
私のライブトレーニングでは、
楽しみながら周辺視野を活性化するトレーニングを
いろいろ行います。
これが効果的な学習や創造性開花など
さまざまな恩恵をもたらしてくれます。
ハイパフォーマンス・ステートに入るトレーニングは
いろいろあって『ニューコードゲーム』『Sパターン』他
組み合わせ、楽しみながら、体得していただくことができます。
今回は基本的だけれども、
とっても大切な稽古をご紹介しますね。
いまここ、に戻る稽古です。
平和活動で世界的に有名な仏教僧
ティク・ナット・ハン師 の著書
『怒り~心の炎の静め方~』から
一節を引用します。
「意識的にお茶を飲むとき、
身体と心は完全にひとつになっています。
しかし、にぎやかに音楽が流れるカフェで、
たくさんの仕事で頭がいっぱいの状態で座っているとき、
あなたは実際にはコーヒーやお茶を飲んでいません。
あなたは自分の仕事や心配事を飲んでいます。
あなたはそこにおらず、コーヒーもそこにはないのです。
あなたが自分に戻り、本当にそこに存在し、
過去や未来や心配事から自由に解き放たれているときにのみ、
コーヒーや紅茶はあなたの前に実際にあるものとして姿を現します。
そのとき、あなたとお茶の出会いも現実のものとなります。
これが本当にお茶を飲む、ということです。」
これまでご紹介したように
【呼吸に意識を向ける】ことも
いまここ、に戻してくれますし
【意識的にお茶を飲む】こともとてもよい稽古になります。
【目の前の人をありのまま観る】ことも。
私の部屋の居間にはいつもティク・ナット・ハン師の
「Enjoy your tea」が掛かっています。
その軸をみながらお茶を飲む時間が大好きです。
どうぞ【本当にお茶を飲む】を実行して
気づきの瞬間を増やしていってみてください。