「あるがまま観る」を稽古する

「彼はこんな人だ」と言わずに、「二月に彼はこんな人だった」ということがとても重要です。なぜなら、その年の終わりには、まったく違っているかもしれないからです。重要なのは、自分の先入観や固定観念、意見ではなく、いつも溌剌とした心を持って他の人に会うことです。

ークリシュナムルティ(思想家)


こんにちは、龍全です。

好きで継続的に参加している講座がありましてね。

経典の解説ですとかマニアックな講座なのですが


そうした講座も普段ですと 京都会場とか、
なかなか頻繁には足を運べない場所で
行われていたりするのですが、
オンラインなので、どこからでもZOOMで視聴できる。


ありがたいですね。ハードルがぐんと下がった気がします。


私が講座をするときも
子育て中の方がお子さんと一緒に参加されることや
海外からご参加いただくということも格段に増えました。


こういうところ、メリットですね。画期的。



一方で、ただ[観る][聞く]だけだと、
(何時間かに渡るものは)飽きません^^?


興味を持って視聴しているはずなのに、
途中でいろんなことをしだしちゃう感じ。


アーカイブなら1.5倍ですとか、
ものによっては倍速で観るのですが、
つい見流してしまったり、わかった気になってしまったり。


なので、ZOOMながら(コースの場では)
実際に「やってみる」機会を豊富に盛り込んでいます。


それも NLPでモデリングしている
さまざまな分野の先人の知恵を体感しながら進めますので、


こんな場面でこう考えるのか!こうするのか!


と、新たな回路ができる感じですし、


いまや無意識になってしまった「反応や行動」が
紐解かれるにつれて、
観えてくる自心の在り方も納得感が深い・・・


長時間にも関わらず、参加くださった方々が
口々に「あっという間でした」と言ってくださるのは
そうした学び、気づきにあるように思います。


私も毎回、面白い^^


明日(10月16日)開講するマインドフルネスNLP®コースも楽しみです♪

よくご質問いただくのですが、
まだ間に合いますよ。ご安心ください。

最高最善の機会になるよう、
さまざまなフォローをご用意してお待ちしていますね。



この場で冥想とNLPの学びを深めていくのですが、


そのNLPも特に「ニューコードNLP」という
体系をご紹介し、稽古を重ねていきます。


「NLPもはじめてなのに、ニューコード?ってなに?」
という方も多いと思いますし、


スタンダードな「NLP」ももちろんご紹介していくのですが、


特に対人支援に関わる方に習得していっていただきたいのが、
このNLP共同創業者ジョン・グリンダー博士の更新版
「ニューコードNLP」なのです。


より「自己調和」を重視していきますし、
そのためのスキル体系になっています。


例えば


対人支援の現場では、実は奥底に熱い気持ちをもちながらも
仕事を続けるために「事務的に」「わりきって」
仕事を続けていらっしゃる方


共感性の強さから心身ともに疲れ、
ボロボロになりながら、なんとか続けてらっしゃる方


続けたいけど、どうにも無理・・・と離れる方


こういう人に看取ってほしいと思うような
心あたたかい方ほど

大変な思いをされているものです。



そうした方々ほど、冥想と「ニューコードNLP」が役立ちます。



実際、マインドフルネスNLP®コースが進むにつれて

心身の重さが癒やされて、ぐんと軽くなる感じがあったり

家族や気になっている人との関わりで新たなヒントを掴んだり

想像もしていなかったレベルで、周囲の笑顔が増えていったりと

喜びの声を聞かせてくださいます。


聞く度にほんとに嬉しですし、
その方のこれまでの思いが感じられて、
思わず手を合わせたくなります。


そして


学び、気づきが深まるほど、これは大切!と思えるような
「魂の目的」とも言えるようなものが、
よりはっきりしていきますし、
日々その実現を感じることになるでしょう。


「やり方」がわからなくて途方にくれる(笑)ときも
ありますが、充実感、喜び、感謝に溢れた道になりますよ。


ここで鍵ともなるのが


ニューコードNLPの「ノーナッシング ステート」

といわれる心身の状態。


ノーナッシング=Know Nothing 「何も知らない」


過去にとらわれることなく

あるがままに観る

ということ なのです。



ロバート・ディルツさん(NLP共同開発者)が
こう書いていたことを思い出します。



「世界的に有名なヒーラーであり教師でもある
モーシェ・フェルデンクライスは次のように言っています。

「私が毎回セッションを始めるときには、
まるで1回1回が初めてのセッション
あるかのようにして、他のどんなアシスタントや
批判家たちがするであろうよりもたくさんの質問を
自分自身に対して行なう」


フェルデンクライスは、“無知”の状態に入り、
毎回のセッションを初めてであるかのように扱うことで、
エリクソンがそうであったように、
より気づき、より創造的になり、
よりクライアントを観察することができ、
後で間違っているとわかるような
制限となる前提の餌食になることはありませんでした」



私たちは、つい常識・前提にとらわれて
発想してしまうものですが、このステートが
体得されるほど、それまでのやり方にとらわれない
創造的なアプローチが生まれてきますし、
「魂の目的」も実現されていきます。


NLPのいいところだな、といつも思うのですが、
こうした「境地」のような感覚的なことを
具体的なNLPのワークで実感、練習でき、
体得へとつなげることができます。


ジョン・グリンダー博士もおっしゃるように

NLPは選択肢を増やすアート



どんなときもできることはある。



マインドフルネスNLP®コースでの稽古も人生の道をひろげ、
満足感の高い選択につながりますように願いながら
開講初日を迎えたいと思います。


またお便りしますね。

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