「信頼していないことを信頼する」

何かを実現したいと考えたり
悩みや苦しい状況を抜けるために

〜さえできれば・・・と

「能力」を上げることに
フォーカスしてしまうものですが

能力をあげることだけに
注力してしまうと
壁にぶち当たったり
ときに望まないものを
手にしてしまうものです。

私の場合は、幸運なことに
その強みを磨き上げようと
取り組むなかで、
ものごとの認識自体も
変わっていきました。

「聴く」も同様

以前は
「聴く」は受動的で、
誰でもできる
簡単なことだと
正直、思っていたのです。

でも、学べば学ぶほど

「聴く」って難しい・・・

本当に「聴く」ことができたらすごい!

そう思う機会が増えていきました。

(どのようなレベルで何をきくのか、
とっても参考になります )
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聴くことが持つ力
実感したことも大きかった・・・

人生の目的が満たされる瞬間

 

飛騨高山の千光寺に
瞑想を学びに行っていたとき

何とはなしに聞かせていただいた
一般の人々の聞き書きを
されている方のお話も素晴らしかった。

なんだか涙が止まらない体験でした。

どれも

それまでもっていた
自分の常識をまっさらにして

心を開いて、ただ聴く

そのことで何かが広がっていく
体験になっていきます。

このプロセスで、
つい聴きたいことだけを聴いてしまう
と言いますか

聴きたくないことに
耳を塞いでしまいがちです。

例えば

Facebookグループに紹介されていた
クリスティン・プライスさんの言葉もそう

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【信頼していないことを、信頼する】

ディック・プライス(GAP共同創始者)は、
「自己防御(defenses)
それ自体も尊重する」と言いました。

「プロセスに従う」ということは、
「不信(信頼していない感覚)」が
あらわれたときには、
その不信をも尊重すること
を含むのです。

 信頼
 不信
 恐れ
 防御

それらが出てきたら、
それをも信頼するということです。

「プロセスを信頼する」
「プロセスに従う」
そのプロセスで出てくることは、
すべて同等に扱います。

とにかく、すべて..

気づくことすべてが、
信頼に含まれるのです。

何かを信頼していないこと
– 不信にオープンになる。

それを認め、自分のものにする。

言葉にして、名前をつける。

そうやって「不信とともにいること」が、
「信頼する」ということなんです。

ークリスティン・プライス

オープンセンス

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オープンセンスの代表で、プライスさんや
バリー先生の通訳もされている丸山智恵子さんに
お会いすることがあったら、ぜひ縁を結んでください。

智恵子さんも愛にみちた素晴らしい方ですよ。

 

プライスさんの話に戻りますね。

 

「そんなことを考えてはいけない」
「ネガティブな思いなんて認めてはいけない」
と自分を責めて、ぐるぐると
同じ状況を繰り返してしまう
のではなく

「信頼していないことを信頼する」

ことで癒されるもの、
あらためて前に進むこともでてきます。

「自分でなかなか強みに気づけない理由」も

「自分の強みなんて大したことない」
と、それが大切な種であっても
「磨き上げる」というより
自ら認めず、却下してしまう
ことにあるようです。

当たり前のようですし
よく耳にすることなのですが

「聴く」ということに
関心を寄せてきて

いまもっとも実感すること、
(今を輝かせ、未来を開く)

もっとも耳を澄ませて
聴こうと思うのは、
ときに小さく
何の保証もないと思ったとしても

心の声 なのです。

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