ってタイトルにすると、この場面が浮かんでくるのです。
もう何年も前ですが
今でもその場面ははっきりと覚えています。
公園の脇の道路でひとり歩いていて
ゆっくりと答案用紙の点数を確認するために
紙を開いていました・・・
。
。
。
そのほんの数ヶ月前、「ビジネス実務法務」検定という
商工会議所が主催する企業の法務スタッフ向け?の検定で
3級と2級を同時に受験する話を上司としていました。
「同時に2つとも受かったら昇給しなきゃね(^^)」
一般的な検定ではありませんが
そんな冗談が起こるくらいなかなかの難関です。
1級は弁護士さんでも急に受けると落ちるかも
というくらいのテストで、私のように、
法科出身でもなく、法務部に行きたての人間には
専門用語が意味不明で、3級も厳しい。
ただ企業の法務として、普段何人もの顧問弁護士さんと
まともに話す上でおさえておきたい商法・民法他が
その名の通り、おさえられていました。
(余談ですが、こういうときに速読は活きますね。)
一般的には知られていない検定ですが(しつこい笑)
随分役立ちます。
そう思って受験することにしたのですが
何しろ、自信を失っている時期。
参考書は難しいし、
何をしてもうまくいかない・・・
世界が進むのを何かと邪魔している状況で
これにも落ちたら・・・
相変わらずテンションは低かったのですが
コツコツと速読の教室にも通っていまして
問題集も繰り返し、
分厚い本を何気なく開くと、必要な商法〇〇条が出てくる
専門用語もだいぶ覚え、素人ながら、そんな状態まで来ていました。
当日午前と午後と検定を受け、
合否を確認するために
会場脇の公園をひとり歩き、ゆっくりと答案用紙を開きました。
そこには十分な合格の点数(3級・2級とも)。
この場面、用紙を開いたときの感じ、今でも覚えています。
それだけ苦しかった・・・
(そりゃ、栄華から鼻高々で、あれこれ挑戦しても
うまくいかない日々が続けば、そうもなりますね。今思うと。)
一会議所の検定、という意識ももちろんありましたが
大小の関係なく、
まだ、できる。大丈夫。
涙がでる思いで、そう、感じました。
それは私にとってはかけがいのない大切な場面です。
こんな話をすると不幸話の大会が始まって
大抵エピソードでは負けるのですが
この感覚は偽りないのです。
以来、いろいろな経験をしましたが、
できることを重ねる、ということは変わらないようです。
NLP(神経言語プログラミング)を学んでいても
最初はわからない部分もあるかも知れませんし
自分なりにいろいろ挑戦して、自信も失っているかも知れません。
それでも
何のためにNLPを学ぶのか
あなたが(意識・無意識で)見すえている世界は
きっと実現します。
その喜びの声をあなたから聞くのを楽しみにしています。
追伸