この夜は『情報の歴史21を読む』のイベントで
安藤礼二さんの講演がありました。
数年ぶりのISIS編集学校(「編集術」を学ぶ方法の学校)です。
会場に近づくほどにお腹の底から沸き立って
くる感覚があって、この感覚が何かと理屈を
越えて動かされる力なんです。
根幹の活動になっている「冥想」「NLP」も
この力に促されて、わけもわからず始めたことでした。
安藤礼二さんのお話をお聞きするのは
初めてなのですが、ご著書は以前から
興味津々でしたので、
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嬉しい機会だったのですが
期待を軽く越えました!
ネアンデルタール人の話を始め、人類が
どのように広がって行ったのかをワクワク
お聞きしていた中で出てきた「年縞
(ねんこう)博物館」の話が特に印象的
だったのです。
年縞(ねんこう)って聞いたことあります?
年輪は聞きますよね。
高野山も奥之院への参道に千本以上の
杉の木があって、それぞれ数百年(200〜
600年経っているらしいです)の樹木に
歩いているだけでも心が洗われるのですが
年縞(ねんこう)は、長い年月をかけて
湖に積もった泥のシマシマのことで
この博物館では「奇跡の湖」と言われる
水月湖の7万年!の年縞が観られるんです
って
年縞博物館
http://varve-museum.pref.fukui.lg.jp/
私が勉強不足なのでしょうが^^;
年縞というのがあって
その博物館がすでに建ってるって
すごくないですか(@@)
これも福井県!また行く理由が増えました。
長い年月をかけて、
人類が住み慣れた領域を越えて、
未踏の地にひろがっていく
今読んでる本がこの感覚を表現して
くれています。
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「憧れ」と言っても、もちろん誰か
「優れた他者を羨むような」感情ではなくて、
自分の命をかけてもいい大切な何かへの思い
NLPの諸先生方のお話を聞いていても、
根幹にある生きる姿勢として出てくる
のがCuriosityなんです。
「好奇心」と訳されますが、日本語の響き
とは何だか違うニュアンスを感じていて
まるで赤ちゃんが目を輝かせて、
何かに触れようと手を伸ばすような感覚
なんですよね。
人類を、
NLPがモデリングしてきた「卓越した」
先生方を鼓舞してきた力に触れた
時間でした。
アーカイブもあるようですので、よかったら。
https://es.isis.ne.jp/news/event/6787
次回の『情報の歴史21を読む』は
片山杜秀先生を招いて
3月19日に開かれるようです。
これも楽しみ♪