千円札を握りしめてかつ丼

こんにちは、龍全です。

25歳のときなので、今となれば大昔の話です。

敬愛する仕事の先輩と数名でラーメン屋を
始めたら、大当たり。

休むどころか、昼も夜もなく仕事づくめ。

本当に寝ている暇がなかったのです。

チャーシューを煮て、ラーメンをつくり
炒飯の鍋を振っていましたから
おかげさまで原材料から詳しくなりました(笑)

ラーメンはほとんど食べないのですが
今でも食べたくなるときがあるほど好きな店です。

いろいろ経験をして、

「自分がしたい仕事のためには、
何人かで取り組むのではなく、
大変でも自分で成し遂げないとダメだな」

と、そのときは感じまして、前職の会社
(面白い仕事ができたいい会社でした)に、
10年以上、お世話になります。

その合間。

25歳、お金もないある夜。

夕食時になりまして、実家の寿司屋で母に

「夕飯代かりてもいい?」

そうつぶやくと、母が千円札を貸してくれました。

そのお金をもって、子供の頃から通っていた
近所の店に行き、看板商品のかつ丼を
ひとつお願いしました。

誰でも行き慣れた近所の店、
というのがあるのかも知れませんね。

「千円も借りれるなんて恵まれているじゃない」
「お金がないのにかつ丼?贅沢なんじゃない?」

そう思われるかもしれません。

本人は、とても悔しかったようで

いまだに、その千円の感触や
ゆっくりと背中を丸めてかつ丼を食べている夜を
思い起こすのです。

馴染みの店だからこそ
感覚もいっそう強かったのかも知れません。

何があっても「耐え抜こう」そう思いました。

あの夜があったからこそ
その後に就職した会社で
最短の出世ができた一助となりました。

同期は8人だったのですが何年か経って
残っていたのは私一人でした。

(何度も言いますが、いい会社だったのですが、
営業という仕事柄、合わない人もいますよね)。

飛躍のために、一度かがむ。

そう、言われるように
大きな成長の前には、苦しいと思う状況に
陥ったりすることもあります。

その感覚が後々、耐え抜く力として役立つのです。

いまはおかげさまで、嬉しい笑顔や喜びの声に
囲まれていて、そのプロセスでは
NLP(神経言語プログラミング)が役立ってくれたと
感謝はつきませんが、

どんな(私よりもはるかに過酷な)状況であっても
必ずその思いが報われ、役立つ場面がでてきます。

入門講座やNLPコースでも、そのための
具体的な方法をシェアできて、あの夜の自分にも
伝わるといいな、と思える豊かな一日です。

来てくださるおひとりおひとりと
場がつくれて本当に嬉しい。

笑顔と笑い声がいっぱいの場でお待ちしています。

いい体験にしましょうね。

追伸
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