NLPで”コントロールを離れる”コンテンツとプロセスモデル

こんにちは、龍全です。

糸井重里さんという方が好きで
「ほぼ日」というメディアを
たまに観ます。

「ゆるさ」が好きなのですが
その糸井さんでも
若い頃には
厳しい上司として部下に接していた
時期があった、というのは救い。

「昔、アシスタントとして弟子を
とっていたことがあるんです。

僕のノウハウとか考え方を教えていって
その人の作るものの質をあげて行こうと
考えていた。

何でも教える代わりに、厳しくもして。

でもそれは今から思えば、全部うまく
いきませんでした。

相手の”足りない”部分にばかりに
目がいくんです。

そのやり方を押し進めると、
最終的に
”糸井重里にならなきゃダメ”に
なっちゃう。

弟子は萎縮しちゃいますよね。」

”ダメな部分ばかり目について”
は、本当によく聞きます。

有能な人ほど、無意識にうまくいく方法
を知っている部分もありますので

例えば、「集客からマネジメントへ」と

自分の所属する組織の課題が移ると、
部下を引き上げるため
「厳しく」「よかれと思って」
ダメ出しをします。

言葉でダメ出しをしない方も
いらっしゃっいますが、
前提は相手の”否定”

講師等でもあるかも知れませんね。

相手にもうまく行ってほしいからこそ
自分がうまくいった考え方などを
一生懸命伝えては、どうして
そのまましない(できない)のかと
落ち込みます。

たまたま相手が自分と同じタイプであれば
成功することもあるかも知れませんが
たいてい相手は自分と異なるので、
うまくいきません。

こうしたコミュニケーションを

「コンテンツモデル」といって
信念や価値観、考え方などの思想・信条に
こだわり【自分のやり方・考え方】【内容】
などを伝えることを言います。

自分がうまくいくと、ついコンテンツを
伝えたくなりますよね。

比して、ニューコードNLPのような
「プロセスモデル」では
内容にはとらわれず、
その過程(プロセス)だけをモデリングして
在り方・機能する方法だけを磨き上げ、
相手に伝えるようにするのです。

なるべく普遍性のある
誰でもうまくいく方法に磨き上げること

これ、最初はその違いさえ認識できず、
それまでコンテンツモデルだった人ほど
難しく感じるのですけど、
ものごとを伝える人には喜びの源になっていきます。

よく驚かれるのですが
ニューコードのNLPでは
一般的なNLPのように、アウトカム
(あなたが望む具体的な行き先)
を指定しません(し、聞きません)。

なので、プロセス(あなたの心身を最高の
状態にすること)の支援に徹せざるを
得ないので、介入も最小限です。

あなたの行き先について具体的に
口出しをするのではなく

そのプロセスを充実したものにしてくれる訳です。

ついコンテンツモデルになってしまいがちですので
いいトレーニングですよ。

コースに通ってくださっている方であれば
そのチェンジワークを通じて
どのようにプロセスを磨き上げるのか、
モデリングに詳しくなってくださるかも
知れませんね。

いずれにしても

あなたを支援してくれる存在が
どれほどあなたがユニークな存在か
に興味をもって、

磨き上げられた一連の方法を通じ、
いっそうその才能を開花されますように。

追伸
プロセスモデルはここからどうぞ
龍全によるオンライン基礎講座

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