NLPで「限界を身体に刻む」

このモデルでどこまで行けるのか

ジョン・グリンダー博士(NLP共同創始者)に
意外な話を聞きました。

「モデルの限界を確認し続けているのです。

こういう人や状況ではこのモデルは通用しない、

そういうことがわかれば
喜んでそのモデルを変えます。」

ジョンさんの発言は、
そのような主旨であったように記憶しています。

その日、ジョンさんから新たなモデルを学んだのですが
決して「固定した完成形」ではなく
観察を重ね、質問やコメントを受けながら
常にブラッシュアップしつづけていることを
感じました。

新たな(効果的な)モデルを創りだす。

それがNLPである、とこれまでの記事で
ご紹介してきましたが、

同時に、

(私の提案する)「魂の目的」や
「パターンを越える」方法を
モデリングするなかで

自分の提案の限界もしなやかに、
鋭敏に、観察しつづける、更新していく
必要性を感じています。

魂の目的に関する気づきのメモも
(集約しているはずですが)
4つを越えて
いまは7つになりました。

そのようなことを考えていたら
ある話を思い出していました。

ずいぶん昔から好きなので
もう現場は離れておいででしょうね・・・

最近は「海猿」の方が通りがいい
特殊救難隊の寺門氏。

江ノ島沖の海の底でトレーニングを重ねます。

通常、水深30メートルを超えると、
ボンベ内の窒素成分が体内に溶け出し、
いわゆる「窒素酔い」で
正常な意識を保てなくなるのだそうです。

そんな中、寺門さんたちはマスクを外し、
あえて危険な状況に自らを追い込みます。

リーダーの寺門さんはこう言います。

「自分の能力の限界が不明確だと
それを飛び越したり、あるいは
できるのにあきらめたりというところがある。

限界点は明確なほうがいい。

そのため際どいところまで
自分たちを追い込む必要はあると思います」

現場では、
つい限界でも越えたくなる瞬間があるのです。

そんなときでも、ここが限界点だと
知って、そこを断腸の思いで、護ります。

自分はもちろん、大切な人のための
NLPだからこそ

どこまでが限界点か、を
普段から知っておくことで
護れるものもでてくるのです。

そのことで、(できないことよりも)
できることが増えることでしょう。

「限界を身体に刻む」ことには
言葉にはリミットがあるのかも知れませんが

大切な人を護る
そして、自他の可能性を開き続ける
効果を感じます。

追伸
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追伸2
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