あなたの飛躍的成長_4

こんにちは、龍全です。

前回は、NLPモデリングの前提となるノーナッシングステートと
アップタイムのトレーニングについてご紹介でしたね。

今回は、いよいよNLP(神経言語プログラミング)もコアとなる方法論
「モデリング」についてのご紹介です。

敢えて自分の思い込みを外して、卓越した人のモノの見方・捉え方を体験できる
モデリングの威力は自分自身も実感し、クライアントのみなさんからも多くの
喜びの声をお聞きしていますので、あなたが様々な方法でこの技法を自らに取り入れて
関わる分野で望む成果を出されていくことにワクワクしています。

あらためて定義するとモデリングとは、
人間の行動、特に人間のパフォーマンスの卓越性についての、
最先端の、効率的なモデルを構築すること
です。

あるものごとを天才的にできる人のパターンを引き出して、
自ら使えるようになる(モデリング)という側面と、
引き出したパターンを他の人が活用できるようにすること(応用/適用)
の2段階があります。

あなたが、自ら結果を出すことを追求されている方であれば
一つ目の段階を充実させればよいことになりますし、
指導する立場にある方であれば、後者が大切ですよね。

今のあなたはどちらに比重がありますか?

NLPにおいて「モデリング」には大きく「NLPモデリング」「分析的モデリング」
そして、この2つのモデリングの組み合わせの応用があります。

多くの場合、書籍やNLPセミナー(ニューコードNLPを除く)などで
NLPのモデリングと紹介されるのは、ロバート・ディルツ氏(NLP共同開発者)が
開発したものを代表とする「分析的モデリング」といわれるものです。
優れた人をVAKやニューロロジカルレベルで分析する、という方法を
見聞きされたことがあるかも知れませんね。

それぞれの良さがありますので、両方使えるようになるのがベストです。
ここではなるべく専門的になりすぎない範囲で、両方をご紹介していきますね。

ブログやメールでお伝えできる範囲でベストを尽くしますが、
両方とも言語を越えた部分を扱うプロセスですので、体得のためには
理解が深く実践を重ねているNLPトレーナーから指導を受けることをおすすめします。
それだけの価値をもたらすものになることはご理解いただけると思いますので、ぜひ。
一生が変わりますよ。

私自身これまでの体験から、モーツアルトやウォルト・ディズニーのモデリングでも
知られるロバート・ディルツさん(NLP共同開発者)の言葉に共感を覚えます。

「(モデリングで)モーツアルトになりたい訳じゃない、
自分を最大限に活かすために彼から何を学べるか(が大切であり)
ウォルト・ディズニーになるのが目的ではなく、その戦略を通じて、
自分らしく生きる新しい深いレベルの物の見方を身につける(ことが目的なのだ)」

誰か他の人になるのではなく
素晴らしい人との出会いを通じて、虚心に学び、
自らの可能性を開いていく
本来の自己に目覚めていく

こうした生き方がモデリングの本旨なのだと私は考えます。

前回のおさらいをしながら、さらに話を進めていきましょう。

NLPモデリングにおいては、
意識的な分析をすることなくモデリング対象と一体化し、
同レベルの成果を出せるところまで達してから
意識的に「違いをつくる違い」を明確にしていって
シンプルで効果的なパターン(うまくいくレシピ)をつくる、
というのがポイントだったことを覚えてくださっているかと思います。

私たちはこうした技術を応用することで
優れた結果を出すことができる人のエッセンス「違いをつくる違い」を
短期間で(少なくとも本人がかけた時間よりもはるかに少ない時間で)
吸収し、望む成果を出すことを飛躍的に促進することができます。

あなたがNLPモデリングを身につけることで高めたい能力、
実現したい成果はどのようなものでしょうか。

◎ コーチングやセラピーなどの対人支援力の向上
◎ ビジネスの業績
◎ スポーツや芸術分野でのパフォーマンス向上
◎ 顧客対応での卓越
◎ 部下や生徒、家族とのよりよいコミュニケーション
◎ 健康的な生活
◎ 心満ちる日々を生きる
◎ 人生の目的の明確化
・・・

望む成果を得ていただくこと、
そのことを通じて、あなたの本来の可能性を最大限に開いて生ききっていただくこと、
それがNLPトレーナー・コーチである私の願いでもあります。

ここで、NLPモデリング実践のために基本プロセスを整理しますね。

目次

『NLPモデリングの基本プロセス』

1.モデリングの対象となる人と、モデリングしたい能力を発揮している状況を選ぶ

2.3つの異なる知覚ポジションから情報収集を行う
・まずは、第2ポジション(モデリングの対象)を体験する
・次に、自分自身の第1ポジションで同じ結果を生み出そうとしてみる
・そして、客観的な第3ポジションに入って、自分自身のやり方と
モデリング対象のやり方の違いに気づく
(認知過程・言語パターン・行動パターン)

3.情報収集の結果をふるいにかけ、 認知過程・言語パターン・
行動パターンにおける重要なパターンを選び出す

4.選び出したパターンを体系的にまとめて、“モデル”を作成する

5.作成したモデルをさまざまな状況で使ってみて、その有効性を検証する。
そして、目指す結果を得ることが出来るか確認する

6.目指す結果を出せる範囲で、モデルをできるだけシンプルに洗練されレシピにする

7.モデリングプロセスの中で明らかになったスキルをインストールする
ベストの手順を決める(モデルを活用することを望む他者にどのように伝達するか)

8.モデルが生み出す結果を測るための最も適切な方法を決め、
モデルが有効であるための限界等を発見する

できる部分から実践を重ねていただくほど
このプロセスは、単に誰かの行動を表面的に真似るということではなく、
卓越した人々のもつ世界観・思考や行動のパターンの共有をきっかけに、
自らの潜在的な可能性を開花させていく、最高の可能性を生きていくことに他ならない
ということにお気づきいただけることと思います。

あなたがあなたとして、最高の可能性を生ききる
そして、あなたの大切な目的を実現する
そのためにどうぞこれからもNLPの技術を学び、活用なさっていってください。

ここまで、モデリングを中心にNLPとは何か、ということと
その具体的な実践手法についてご紹介してきました。

盛りだくさんで、学び始めには簡単ではなかった部分もあるかと思いますが、
それぞれが、世界の見え方に豊かな変化をもたらし、
人生、仕事、人間関係における選択肢をひろげる技術ですので
あなたのペースで学びを深めていっていただければ幸いです。

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