弟子に準備ができたとき、師が現れる

ヒューマンバリュー総合研究所

こんにちは、龍全です。

今週は東京にいることが
多いのですが

数日間だけ山梨に戻って
温泉につかったり
こうして、お便りを綴ったりしています。

瞑想伝授済み方への
フォロー企画として毎月開催して
おります[グループ瞑想会]の
4/5月日程を更新しました。

何かとお世話になっている
ひさみさんのお力添えのおかげで
鹿児島リトリートも初開催!

朝晩の瞑想に加えて
宿泊瞑想に取り組むとまた違うものです。

普段の瞑想会では瞑想経験を
問いませんが、

この鹿児島でのリトリートに関しては
数ヶ月間、このマントラによる
瞑想の経験を積まれた方だけで
開きますので

もし未伝授で、この瞑想会にも
ご参加くださるようであれば、
最高に楽しんでいただくための準備用に
どうぞ早めに(3・4月のうちに)
ご連絡くださいね。

さて、表題の件

ティク・ナット・ハン師の
プラムヴィレッジを訪れることが
できたのも大類隆博さんのおかげ
というお話でした。

その大類さんとはじめて
出会ったのは、チベット密教の僧侶、
バリー・カズイン先生のガイドのもと
四国のお遍路での宿泊先となった
お寺さんで相部屋というご縁からでした。

そのお遍路の日中、
海辺で何人かとバリー先生と
お話する機会がありましてね。

その頃は、どうにも困っていた
ことがありまして、
その相談をさせてもらいました。

その困っていたことというのは、

どうしても
師僧(師匠となる僧侶)が
見つからない

という悩みでした。

それまでは、高野山大学の学長先生
に何かとお世話になっていたのですが
それ以上、真言宗の修行を重ねる
ために、師僧が(別に)必要という
段階に来ていまして、

全国各地で探し歩いていたのですが、
その頃は、どうしても見つからずに
いました。

見つけよう!と思ったら
何らかのめぐり合わせで
つながりができていましたので

「こんなに見つからないのも珍しい」

半ば呆れる思いで
そう、近しい人に言っていたくらい
です。

で、バリー先生に相談しましてね。

「ダライ・ラマ法王もよい先生だよ」
と笑顔で場を和ませてくださった後、

最初から師となる人が
周りにいるにも関わらず、
そのことに気づかなった人が
ある出来事を通じて、
眼を開いていった話を
聞かせてくださいました。

最後に

「弟子の準備が出来れば、師は現れる」

というようなメッセージだったと
思います。

これでだいぶ緩んだのでしょうね。

後日、来日されていた
音叉の先生に同じようなことを
相談したら(その方も、人生の目的を
観ることにとっても詳しい方でした)

「それは、そうよ。
あなたはユニバーサルなマスターに
なる人だから、特定のことだけを
究める人ではないわ」

と言われ、「だからか」と
納得したことを覚えています。

(もちろん、ひとりの師匠について研鑽
していく素晴らしさを否定する気持ちは
一切ありません)

それまで、特定の方法や思い込みに
こだわって

「〜でなくちゃ」
「〜しなくてはいけない」と
もがいていたのですが、

もう少し肩の力が抜けたときに
人生がスムーズに流れ出したように
思います。

ときには
それまでの自分のビリーフと
違っていても

頑なにこだわるのではなく
もう少し肩の力を抜いて
広い視野で観てみる

「弟子の準備が出来れば・・・」
と聞くと、「能力」を上げること
についやっきになってしまう
自分がいましたが、

リラックスして
そのものごと自体の認識を
見直してみる

それもまた、
よい「準備」になるのでしょうね。

大きな転機となることでした。

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